今日は、少し真面目なお話を。
第二言語習得理論をかじったことがある方だったら、誰でも知っている、クラッシェン(Stephen Krashen)。彼の理論の中に、情意フィルター仮説、というのがあります。
例えば、英語でコミュニケーションする時、緊張してパニクってしまうと、英語が頭に入ってこない、という経験は、誰もが一度はしていると思います。これが、情意フィルターが高くなってしまった状態で、習得が進まない、とクラッシェンは主張しているんですね。
これ、私はけっこう頻繁に経験しています。今日も、学部長と短いミーティングがあったのですが、緊張して、相手の言葉が入ってこない、自分もなかなかうまく話せない。それが分かると、よけいに緊張。「情意フィルター上がりまくってる!」といつも思います。
イギリスに住んで、もうすぐ6年になるというのに、未だにこんな感じですが、まあ、学部長と話すなんて、きっと日本語でも緊張すると思う~と自分をなぐさめています。
こんな時は、散歩して気分転換!
散歩の途中で見つけた、クリスマス・ツリーです。
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