ロンドン、イングランド南東部、そしてウェールズ全域が、一番ルールの厳しいロックダウンに入ったのが日曜日。一夜明けて、今朝、眠い目をこすりながら、いつものようにテレビをつけ、BBCの朝のニュースを見ていたら、トラックがずらーっと道路に並んで動かない光景が放映されました
「これは何？日本の年末年始大移動の渋滞じゃあるまいし。さては、Brexitで、大陸に行くフェリーに乗れない？」などと考えていたら、なんと、フランスがイギリスとの国境を封鎖してしまって、フランス行きのフェリーが出ないという説明が聞こえてきて、思わず絶句しました。
他にも、ドイツがイギリスからの航空便をストップ。他の国も続々イギリスからの入国を拒否していると。夕方のニュースでは約40か国がイギリスからの入国を一時的にストップしている、と報道されていました。
そうです、先日のブログで書いた、コロナの変異種がイギリスで広まっているからです。
今までのコロナウィルスよりも、70％ぐらい感染力が強いと言われれば、国境を閉めるのも納得です。
Brexitの交渉期限の最終日は、大晦日。合意に達しなければ、no deal Brexitとなると大騒ぎしていたのですが、このコロナの変異種で、no deal Brexitの前に、締め出しを食らったイギリス。
こんな満身創痍のイギリスですが、今日スーパーに行ったら、従業員の人たちは、クリスマス・ジャンパーを着て、いつものように、笑顔で働いていて、なんだかホッとしました。逆境に強いのも、イギリス人なのかもしれません。
こちら、スーパーで買った、お気に入りの、サンタ型キットカット。これを食べて、大人しく、stay-at-homeしようと思います。
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